
カリキュラムは「睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」です。
※地域により授業の順番・回数が異なります。
いよいよ実技演習が始まるかと思いきや、実際に介護を行うにあたっての、未来ケアカレッジの介護に対する考え方を改めて学びます。

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health 国際生活機能分類)というそうです。
なにやら専門的なので・・・

換言すれば、介護される方の生い立ち、職業、家族構成などバックボーンを理解し、杓子定規ではない介護される方一人一人に対して唯一無二の介護を尊敬の念をもって実践することだそうです。
専任講師は続けて、介護される方はプライドが傷つく、恥ずかしいなどのお気持ちがあり、そうした気持ちをくみ取っての介護が大切、----例えば、介護される方が失禁してしまった際、ただ対処療法として処理をするだけでなく、なぜ失禁してしまったのか、失禁してしまった方の気持ちを理解した上で介助する、そうした姿勢が大切なんです----と。
未来ケアカレッジの「目指す介護者像」なる理念の真髄がここにあるのですね。
実際の授業では、受講生の皆様、テキストにいくつかお題があり、グループワークにて議論を重ねながらICFを学んでおられました。
これから模擬実習とはいえ、いろんな介助を学習して行く上で、その根本となる考えがあるのとないのでは大きな違いが出るような気がするのはミケだけではないように思います。

たまにはこういう日もないとね。
※地域により終了時間は異なります。